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人生管理用 Redmine のノウハウと課題

チケットのステータス

「フィードバック」はおそらく Needs Feedback の意

デフォルトで用意されているチケットのステータスに「フィードバック (Feedback)」というものがある。これだけだと何のことだか曖昧だが、 Feature #12827: New Ticket status "Needs Feedback" - Redmine (<https://www.redmine.org/issues/12827>) ("Status added." としてクローズされている) を参照するに、もともとは「フィードバック待ち」を示すステータスとして用意されている。

つまり、個人的なものであって他人のフィードバックを必要としないような用法においては、「フィードバック」ステータスは利用しないのが標準的である。

チケットの終了の分類は?

デフォルトで用意されているステータスにおいて、チケットを Closed にするものは「終了 (Closed)」と「却下 (Rejected)」の2種類がある。しかし実のところ、 “終了” したタスクの種類や状態というのは見かけよりも複雑なものである。生活や趣味の自由なタスクの文脈においては特にそうだ。

「直近でこれ以上進む予定がない」状態を考えてみても、以下のように多くある。

  • チケットが (起票時点ではなく作業開始判断の時点において) 不適につき、作業なしで終了。
    • いわゆる「却下 (Rejected)」に相当する。
    • 作業を開始するかどうかの検討という、ある意味でメタな事前作業は実施されている (こともある)。
  • 作業の結果、当初の目的を (部分的であれ) 達成して終了。
    • 狭義の「終了 (Closed)」に相当する。
    • 「目標達成」と表現しても良い。
  • 作業の結果、目的を達成できず中止。